秋物や冬物の上手な素材選び

ウールは吸湿性に優れている

秋や冬になると寒くなってきて、温かいコートやセーターが恋しくなります。沢山着こむとぽかぽかしますが、動きにくかったり汗をかいて服が濡れてしまったりすることもあるものです。秋物や冬物を選ぶ時は、素材に注目しましょう。例えばウールなら、羊毛を原料としていて保湿性も高いです。繊維内に空気を含むことができるので、湿度も高く保てます。吸湿性も良いので、汗をかいてもすっと吸い取ってくれて服がべちゃべちゃになったりしにくいです。値段もそれほど高くないものが多く、気軽に買いやすい点もメリットです。手に入れやすいウール製品は、マフラーやニットなどで上手に取り入れたいファッションアイテムです。お手入れを欠かさず行えば、長く着ることができる点も魅力的です。

化学繊維のいろいろ!

化学繊維の素材も秋物や冬物におすすめです。アクリルは有機化合物を原料としており、保湿性に優れています。安い値段で購入できるので、何枚も購入してレディースコーデの幅を広げることができます。自宅で洗濯できるものも多く、扱いやすい素材です。ナイロンは主に石油を原料とするポリアミドという合成樹脂から作ることができる繊維です。丈夫なのに軽く、ストッキングなどにもよく使われています。ウールなどの天然の繊維と混ぜ合わせて使われることが多いです。ポリエステルはコットンに近い化学繊維です。ほかの繊維と混ぜて使われることが多いです。化学繊維も種類が多く、秋物や冬物のタグを見ると実は化学繊維が使われていた、ということもあります。素材の特質を知って、秋物や冬物のファッションアイテム選びに役立てましょう。